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ぺねとれ2世の休日

教員養成大学で教育と哲学を学んでいます。クラシック音楽がライフワークです。

都心オケの名演を振り返る①

ブログのネタがなくなってきました💦
(長く語れることって意外と少ない…)

というわけで、僕が長くお世話になっているN響、新日フィル、都響の演奏の中で、僕が一番満足した演奏でも振り返って時間を潰してみます。

N響
第1784回定期(2014年6月7日)
曲目:ステンカ・ラージン(グラズノフ
       :ヴァイオリン協奏曲第2番(プロコフィエフ)


N響の演奏でもっとも忘れられないのがコレ。正直指揮者としてのアシュケナージの能力にそれまではあまり期待していなかったのですが(ごめんなさい…)、この演奏をキッカケに一気に印象が変わりましたね。

まず冒頭のステンカ・ラージンからして実に情感豊かに鳴っている。これはもしかしたら大変な演奏会になるのかもしれない…その時の予感は的中しました。

2曲目、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番ですが、まずコパチンスカヤのソロがすごい。自由奔放で情熱的でありながら、要点をしっかり掴み、丁寧に仕上げていく音楽。2楽章の木管陣の表現の豊かさは忘れられません。コパチンスカヤのアンコールは、声とヴァイオリンソロという現代音楽で、その衝撃も忘れられないですね笑

さて、メインのくるみ割り人形ですが、これは超弩級の名演でした。なんというか、もう圧巻。言葉にできないくらいでした…。くるみ割り人形をメインに持ってくるあたり、どういう意図なのか?と最初は思いましたが、なるほど、くるみ割り人形はしっかりと演奏すれば、メイン級の充実感があるのだなと。全体を通して演奏することにより、くるみ割り人形はただの小品集ではなく、とても切なく、美しい音楽であることを気付かせてくれました。特に花のワルツとパドドゥの美しさにはもうひたすらひれ伏すのみ。(花のワルツに芸術的な価値はないと今までは思っていましたが、この演奏を聴いてとんでもない!と思いました。ここまで花のワルツに命を吹きこんだ演奏は初めてでした。)

というわけで、この演奏会後しばらくはこの演奏のことが忘れられず頭がいっぱいでしたね…

長くなってしまったので、都響、新日フィルの名演はまた今度とします。

おやすみなさい。